米金融機関、カントン・ネットワークでの初めてのトークン化米国債24時間365日取引を完了 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

米金融機関、カントン・ネットワークでの初めてのトークン化米国債24時間365日取引を完了

  • 米大手金融機関がカントン・ネットワークを使い、トークン化米国債の初のリアルタイム、完全オンチェーン取引を実行した。
  • 取引は土曜日に行われた。従来の決済システムでは取引は平日に限られている。
  • 取引には、バンク・オブ・アメリカ、シタデル証券、DTCC、ソシエテ・ジェネラル、トレードウェブなどが参加した。

ブロックチェーン企業のデジタルアセット(Digital Asset)と複数の米大手金融機関が、デジタルアセットが手がけるカントン・ネットワーク(Canton Network)上でUSDCを担保にしたトークン化米国債の初のリアルタイム、完全オンチェーン取引を実行した。

リリースによると、取引は8月3日土曜日に行われた。従来の決済システムでは取引は平日に限られている。

取引では、まずDTCC(Depository Trust & Clearing Corp.:米国証券保管振替機関)に保管されていた米国債をカントン・ネットワーク上でトークン化した。カントン・ネットワークは、デジタルアセットが開発したプライバシー特化型ブロックチェーンだ。

取引には、バンク・オブ・アメリカ、サークル、シタデル証券、カンバーランドDRW、DTCC、ヒドゥンロード、ソシエテ・ジェネラル、ヴァーチュ・フィナンシャル(Virtu Financial)、トレードウェブ(Tradeweb)が参加。これらの企業の多くは、デジタルアセットが6月に実施した1億3500万ドルの資金調達ラウンドに参加している。

グローバル市場で重要な担保資産となる米国債のトークン化は、金融商品をはじめとする現実資産(RWA)をオンチェーン化する広範な取り組みの一環だ。世界中の銀行や資産運用会社は、決済時間の短縮、透明性の向上、市場の24時間稼働を目指してトークン化の活用を模索している。

今回の取引に参加した金融機関は、この事例は「伝統的金融の規模」と「分散型ブロックチェーンのプログラム可能性」を融合した統一的な市場構造に向けた一歩と述べた。今年後半にもさらなる取引が予定されている。

Digital Assetの最高事業開発責任者ケリー・マシーソン(Kelly Mathieson)氏は「今回の取引は、オンチェーン資産を活用することで、リアルタイムでの担保移動性と24時間365日のファイナンスが実現できることを示すものであり、根本的に効率的でアクセスしやすいグローバル金融システムの基盤を築くものだ」と声明で述べた。

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