ケニアのフィンテック、Powerがザンビアとケニアへの拡大のために300万ドルのシードラウンドを調達

ケニアに拠点を置く金融テクノロジー企業であるPowerは、DOB Equityが主導し、QED Investors、Quona Capital、Zephyr Acorn、Norrsken AcceleratorがBoltから参加した300万ドルのシード資金調達ラウンドを確保しました。

Powerは、資金調達を利用して、ザンビアやケニアを含むアフリカの他の国々に拡大する計画です。

2020年にブライアン・デンプシーとチャンドラ・シンによって設立されたPowerは、サハラ以南のアフリカ全体の従業員やギグワーカーを対象に、幅広い金融サービスを提供しています。その目的は、労働者が自らの財政的健康を効果的に管理できるようにすることです。

Powerのサービスは、従業員と労働者向けのモバイルアプリ、雇用主向けの労働力控除管理システム、規制された金融サービスプロバイダーに接続するデジタルコアバンキングエンジンで構成されています。モバイルアプリを使用することで、労働者はデジタルオンボーディングおよび認証プロセスを完了し、Powerのサービスのスイートに即座にアクセスできるようになります。

スタートアップによると、彼らのサービスは個人が得た賃金にアクセスし、規制されたパートナーを通じて貯蓄や投資を効率化し、長期的なクレジットの資格を得ることを助け、手頃な保険に加入することも可能にします。

Powerの創設者兼CEOであるブライアン・デンプシーによると、

正式な労働者と増加するギグエコノミーの両方に対して、財務の健康と幸福を向上させるよりホリスティックな財務ソリューションのセットを開発する緊急の必要性があります。私たちは、金融サービスプロバイダー、企業、およびその労働力をつなぐ完全なデジタルバンキングプラットフォームを提供します。

Powerはケニアにおいて直接的な顧客エンゲージメント戦略を持ち、すでに70以上の雇用主やギグプラットフォームをオンボードしており、これらは合計で40,000人以上の労働者を代表しています。

他の地域、例えばザンビアへの拡大計画のために、Powerは戦略的に銀行や貸し手と提携し、迅速に展開でき、パートナーと提携している企業が利用できるホワイトラベルの職場銀行ソリューションを提供します。

*「財政状態の悪化と捕食的金融商品が増加していることは、透明性が高く、包括的で、利益をもたらす金融ソリューションの機会を提示しています。私たちは、この緊急の機会に対処するために、ケニアおよびアフリカ全体でPowerと提携できることを非常に嬉しく思います。」*とDOB Equityの投資専門家であるアン・ンジュキは述べました。

最新の投稿とアップデートについてはTwitterをフォローしてください